みなみのかんむり座(Corona Australis)/星座の基本を学ぼう②

みなみのかんむり座(Corona Australis)

Corona Australis(みなみのかんむり座)

和名 みなみのかんむり(南の冠)
学名 Corona Australis
略符 CrA
設定者 プトレマイオス
概略位置 赤経:18h30m / 赤緯-41°
面積 128平方度
20時正中 8月24日
南中高度 約14°
主な季節
肉眼星数 約40個

みなみのかんむり座

みなみのかんむり座は、お椀の形にも見えますが、冠の形を表した星座です。
みなみのかんむり座は、かんむり座と星並びが似ていることでも知られています。

みなみのかんむり座は、南の低い空にあり、いて座の南斗六星の南側に位置しています。

全体的に暗い星座なので、一番明るいα星でも4等級ほどの明るさしかありません。
因みに、南のかんむり座としては、このα星に唯一固有名が付けられています。

その固有名は、Meridiana(メリディアナ)といいます。

 

ギリシャ神話では、

ギリシャ神話では、はっきりとしたことは確認できないのが現状です。

南のかんむり座は、酒の神デュオニュソスと関連が強く、デュオニュソスが天に上げ星座にしたという説もあります。

別の説は、いて座との位置関係からケンタウルスの冠だという説もあります。

他にも諸説ありますが、興味の湧いた方は更に調べてみるのも面白いかと思います。

 

余談ですが、

余談ですが、「かんむり座」や「みなみのかんむり座」は星座絵にすると王冠のように見えますが、実はデュオニュソスが作った「花冠」だともいう説もあります。

これは北の冠と南の冠の両方に当てはまるとのことで、「北のリース座」、「南のリース座」などと呼ばれることもあるようです。

 

という事で、今回はここまで。

いかがでしたか?

あなたも天体望遠鏡でこの星座を見てみてはいかがでしょうか!?

それでは

次回もお楽しみに!


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