おおいぬ座(Auriga)
和名 | ぎょしゃ(馭者) |
学名 | Auriga |
略符 | Our |
設定者 | プトレマイオス |
概略位置 | 赤経:6h00m / 赤緯+42° |
面積 | 657平方度 |
20時正中 | 2月15日 |
南中高度 | 約N84° |
主な季節 | 冬 |
肉眼星数 | 約150個 |
ぎょしゃ座
ぎょしゃ座は、山羊を担いだ老人もしくは、手に鞭を持った馭者の姿を現す星座として表現されています。
1等星のカペラを中心にした5角形が目立つ星座です。
カペラの他にも2等星が1つ、3等星が4つと明るい星が多いので都会の明るい空でもわかりやすい星座です。
星座の範囲もとても広く大きな星座です。
ギリシャ神話では、
ギリシャ神話では、馭者(ぎょしゃ座)はアテナイ王のエニオクソスだといわれています。
エニオクソス王は、鍛冶神ヘーパイストスと女神アテーナーの息子とされています。
そしてエニオクソス王は、母である女神アテーナーに育てられました。
その時に馬を飼い馴らす方法を学びました。
馬を深く理解したエニオクソス王は、その知識を活かして4頭立ての戦車(馬車)を発明しました。
これには大神ゼウスも感心し称賛しました。
そして発明の褒美として天に上げられ星座となったとされています。
余談ですが、
余談ですが、元々は馭者と山羊はそれぞれ別々の星座とされていましいた。
しかし、クラウディオス・プトレマイオスによって作成されたプトレマイオスの48星座(トレミーの48星座)にあげられる際に馭者と山羊を一まとめとした星座として扱ったのです。
つまり、馭者と山羊を結びつける神話は本来存在しないということなのです。
神話の世界にも現代でいう区画整理みたいなものがあったというわけですね。
という事で、今回はここまで。
いかがでしたか?
あなたも天体望遠鏡でこの星座を見てみてはいかがでしょうか!?
それでは
次回もお楽しみに!