しし座(Leo)/星座の基本を学ぼう②

しし座(Leo)

Leo(しし座)

和名 しし(獅子)
学名 Leo
略符 Leo
設定者 プトレマイオス
概略位置 赤経:10h30m / 赤緯+15°
面積 947平方度
20時正中 4月25日
南中高度 約69°
主な季節
肉眼星数 約120個

しし座

しし座は、星占いで有名な黄道12星座の1つです。

しし座は、夜空に大きく構えた百獣の王ライオンの姿を表した星座です。
「?」マークに似た『ししの大鎌』と呼ばれる星の並びが特徴となります。

しし座は形がハッキリしていることもあり、比較的見つけやすい星座と言えます。
しし座には一等星のレグルスがあります。

レグルスは3個しかない春の一等星の中の1つであるため、このレグルスを見つければ、しし座の形を辿っていくことが容易と言えます。

 

ギリシャ神話では、

ギリシャ神話では、ネメアの森に住む人喰いライオンと言われています。
このライオンは沢山の人々を襲いました。

困った人々はゼウス神に助けを求めました。
そしてゼウス神が勇者ヘルクレス(ヘラクレス)に人喰いライオンの退治を命じました。

12の冒険をすることになった勇者ヘルクレスの最初の冒険がネメアの森の人喰いライオンの退治でした。)

ヘルクレスは最初に弓を使って退治しようとしました。
しかし、なかなか仕留められませんでした。

そこで今度は棍棒で叩き付けました。
すると人喰いライオンがほんの一瞬だけ怯んだ隙に両腕で思いっきり首を締め付けました。

なんと三日三晩に及び首を絞め続けました。

そして遂に人喰いライオンを退治することに成功しました。

この時退治されたしし(人喰いライオン)が空に上がってしし座となり、春の星座になったと伝えられています。

 

余談ですが、

余談ですが、ヘルクレスの姿を見ると何かの毛皮を身につけているところがよく描かれていることに気付くと思います。

これはヘルクレスは、今回の人喰いライオン退治の以前に、キタイロンの山に住むライオンも退治しているのですが、ヘルクレスが身につけている毛皮は、キタイロンの山で退治したライオンか、ネメアの森で退治したライオンのいずれかより毛皮をこしらえ着用していると言われています。

どちらのライオンの毛皮かは諸説ありハッキリしていません。

 

いかがでしたか?

今回はここまで。

あなたも天体望遠鏡でこの星座を見てみてはいかがでしょうか!?

それでは

次回もお楽しみに!


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