とかげ座(Lacerta)/星座の基本を学ぼう②

とかげ座(Lacerta)

Lacerta(とかげ座)

和名 とかげ(蜥蜴)
学名 Lacerta
略符 Lac
設定者 ヘベリウス
概略位置 赤経:22h25m / 赤緯+43°
面積 201平方度
20時正中 10月23日
南中高度 約N83°
主な季節
肉眼星数 約70個

とかげ座

とかげ座は、蜥蜴(とかげ)の姿を表した星座です。
8個の星がジグザグに並んでいる星並びが特徴的です。

とかげ座は、北天にありますが小さくあまり目立たない星座といえます。
とかげ座は、天の川の中にありますが、アンドロメダ座はくちょう座の間に位置しているので探す際の目安にして見てください。

その他、とかげ座を見つけるのに、ケフェウス座ペガスス座の間を目安に探すこともできます。

 

ギリシャ神話では、

ギリシャ神話では、とかげ座は特に伝えられていません。
というのも、とかげ座は設定されたばかりの新しい星座だからです

とかげ座は、ポーランドの天文学者ヨハネス・ヘべリウスが、1690年に刊行した星図 Firmamentum Sobiescianum の中に初めて登場した星座です。
そして、これがきっかけで『とかげ座』が新たに設定されたのです。

 

余談ですが、

余談ですが、ヘべリウスは当初、『とかげ座』の他に、『いもり座 (Stellio)』 と書いたものも残っています。
これは、『とかげ座』にするのか『いもり座』にするのかヘベリウス本人が迷っていたことが理由だといわれています。

でも実際には、世間に『いもり座』は定着することがなく、結果として『とかげ座』が正式なものになったとされています。

 

という事で、今回はここまで。

いかがでしたか?

あなたも天体望遠鏡でこの星座を見てみてはいかがでしょうか!?

それでは

次回もお楽しみに!


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