ペガスス座(Pegasus)/星座の基本を学ぼう②

ペガスス座(Pegasus)

Pegasus(ペガスス座)

和名 アンドロメダ
学名 Pegasus
略符 Peg
設定者 プトレマイオス
概略位置 赤経:22h30m / 赤緯+17°
面積 1121平方度
20時正中 10月24日
南中高度 約71°
主な季節
肉眼星数 約170個

ペガスス座

ペガスス座は、翼を持つ天馬の姿を表した星座です。

北半球では秋を代表する星座の1つとされ『秋の大四辺形』とも呼ばれています。

ペガスス座はなぜ上半身だけの星座なのでしょう?
という疑問がある方も多いと思います。

この理由は諸説ありますが、その中の1つとしてはこうです。

ペガススは、とても足の速い馬です。
その上で更に翼を持つことで、あまりにも速く駆け巡ることができるようになります。

星座に上げようとした時も、あまりにも速く天空を駆け巡っていたため、上半身を捉えるのが精一杯だったということです。

 

ギリシャ神話では、

ギリシャ神話では、天馬ペガススは、勇者ペルセウスがメドゥーサを退治したときに生まれます。
これは、勇者ペルセウスが妖怪メドューサの首を切り落としたときに出た血から生まれ出たとされています。

天馬ペガススは、コリント国の王子ベレロフォンが怪獣キメラを退治したときにも活躍しています。
これは、王子ベレロフォンが、国王からキメラ退治を命じられたときの話です。

王子ベレロフォンがアテナ神殿でキメラ退治の成功祈願していたところ、女神アテナが現れピレーネ泉にいる天馬ペガススを授かりました。

王子ベレロフォンは、見事に天馬ペガススを乗りこなしました。
そして、天馬ペガススの力を借りつつ見事に怪獣キメラ退治を成功させました。

その後、王子ベレロフォンは自分の力に自惚れていきます。
更に王子ベレロフォンは神になるために天界を目指します。

その様子を見ていた大神ゼウスは、一匹のアブを放ちます。

そのアブは天馬ペガススのお尻をチクリと刺します。
刺された天馬ペガススは突然のことに驚きました。

そして王子ベレロフォンをその場に振り落とすと、そのまま物凄い勢いで天に駆け上がっていったところで空の星になったということです。

 

余談ですが、

余談ですが、ギリシア神話の中では、ペガスス座になった天馬ペガサスは、勇者ペルセウスを乗せる天馬として登場ます。
勇者ペルセウスが怪物メデューサを退治したとき、その血が飛び散って翼のある馬が生まれました。

これが天馬ペガサスで、これに乗って勇者ペルセウスはアンドロメダ姫を助けに行きました。

天馬ペガススは、いろいろな場面で大活躍していることがわかりますね。

 

という事で、今回はここまで。

いかがでしたか?

あなたも天体望遠鏡でこの星座を見てみてはいかがでしょうか!?

それでは

次回もお楽しみに!


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