星座にちょっと詳しくなる話です
今回は、『星座にちょっと詳しくなれる』を、テーマに進めていきます!
星座にちょっと詳しくなったところで、
例えば、誰かに話して見ると、
『ヘ〜、すごいね』
『そうなんだ〜、知らなかったよ』
『詳しいね。よく知ってるね』
などと言われるかもしれません。
そこで今回は、次の3項目に詳しくなっていただきます。
- 星座の場所を説明するには?
- 星座の大きさを説明すには?
- 星座は誰が決めたの?
1.星座の場所を説明するには?
- 星座の場所を説明するには、実は住所のような場所の示し方があるのです。
と言っても、日本の住宅地図のような正確さはありません。
_ - 因みに、星座ごとの中心付近を概略位置と言います。
(これは国際機関で正式に定めているものではありません。)
(文献や研究者により異なる部分もあります。)
_ - 概略位置は天球上の赤道座標で表します。
そして星座の場所を、おおよその場所で示すことができるようになっています。
_ - 例として、
アンドロメダ座は、
- 概略位置:赤経 0h40m
概略位置:赤緯 +38°
はくちょう座は、- 概略位置:赤経 20h30m
概略位置:赤緯 +43°
このように示されます。
縦軸と横軸の交差する場所を示すようなイメージです。 - 概略位置:赤経 0h40m
2.星座の大きさを説明するには?
- 星座の大きさを表すには平方度という単位が使われます。
平方度は、全天の面積に占める各星座の割合を指します。
_ - 1平方度は、簡単にいうと1辺を1度とする正方形の面積をいいます。
因みに天球全体は何平方度かというと、約41,253平方度となります。
_ - 参考として最も大きな星座と、最も小さな星座をご案内します。
最も大きい星座は「うみへび座」で、約1,303平方度です。
最も小さい星座は「みなみじゅうじ座」で、約68平方度です。
3.星座は誰が決めたの?
- 現在では88個の星座が設定されています。
これは1928年の国際天文学連合第3回総会で承認されたのものです。
_ - 88星座の内、48星座をプトレマイオスが設定しました。
_ - プトレマイオスは、ギリシャ人の天文学者です。
古代ギリシャの神話をもとに48星座をまとめあげました。
_ - 残る40星座は誰が設定したのかというと、
ラカイユ、
バイエル、
へべリウス、
ロワイエ、
バルチウス、
ティコ・ブラーエ、
以上の人物が設定した星座が採用されています。
これが、現在の88星座となります。
ということで今日はここまで。
いかがでしたか?
結構、星座について詳しくなってきたのではないでしょうか!?
覚えた知識をもとに天体望遠鏡で天体観測するのが楽しみですね。
それではまた!
次回をお楽しみに。