ろ座(Fornax)
和名 | Fornax(炉) |
学名 | Fornax |
略符 | For |
設定者 | ラカイユ |
概略位置 | 赤経:2h30m / 赤緯-33° |
面積 | 398平方度 |
20時正中 | 12月24日 |
南中高度 | 約21° |
主な季節 | 冬 |
肉眼星数 | 約60個 |
ろ座
ろ座は、文字通り炉の姿を表した星座です。
ろ座は、くじら座の南の方を辿っていくと、ジグザグに見える4つの星の並びが確認できます。
しかし、ろ座は空の低い位置にあることや、4等星以下の暗い星ばかりの星座であるため、実際には見つけるのは少々難しいと言えます。
ギリシャ神話では、
ギリシャ神話では、ろ座については特に伝えられていません。
というのも、ろ座は18世紀にフランスの天文学者であるニコラ・ルイ・ド・ラカーユ(ラカイユ)によって新しく設定されたばかりの星座だからです。
ラカイユは、フラスコを加熱するための炉としてこの星座を設定しています。
また、ラカイユはろ座の他にも、化学道具にまつわる「ぼうえんきょう座」や「ポンプ座」、「とけい座」なども設定していることでもよく知られているところです。
余談ですが、
余談ですが、ろ座には、ろ座の南東方向に、渦巻銀河「NGC1316」や、楕円銀河「NGC1365」、レンズ状銀河「NGC1316」など複数の銀河系が集まる「ろ座銀河団」を持っていることで知られています。
これらの観測には、口径の大きな天体望遠鏡が必要になりますが、機会があれば是非みてみたいと思いますね。
という事で、今回はここまで。
いかがでしたか?
あなたも天体望遠鏡でこの星座を見てみてはいかがでしょうか!?
それでは
次回もお楽しみに!