ペルセウス座(Perseus)/星座の基本を学ぼう②

ペルセウス座(Perseus)

Perseus(ペルセウス座)

和名 ペルセウス
学名 Perseus
略符 Per
設定者 プトレマイオス
概略位置 赤経:3h20m / 赤緯+42°
面積 615平方度
20時正中 1月5日
南中高度 約N84°
主な季節
肉眼星数 約160個

ペルセウス座

ペルセウス座は、大神ゼウスと王女ダナエーとの間に生まれた勇者ペルセウスの姿を表した星座です。

ペルセウス座を見つけるには、『W』の形をしたカシオペア座と、ぎょしゃ座のα星カペラが目安になります。

ペルセウス座のおおまかな形は、見る人によって『人』や『π』という文字によく似て見えます。
あなたも『人』や『π』をイメージしながら辿ると分かりやすいと思います。

 

ギリシャ神話では、

ギリシャ神話では、大神ゼウスと王女ダナエーとの間に生まれた勇者ペルセウスが、セリーポス島の領主ポリュデクテースから怪物メドゥーサの首を持ってくるように命ぜられたときの話です。

アテーナー神やヘルメース神、ヘスペリデス神らから助力を受けたペルセウスは、アテーナー神の盾と、ヘルメースの翼の付いた履物、ヘスペリデス神のかくれ兜を身に付けて、苦戦しながらも見事メドゥーサを倒すことに成功しました。

メドゥーサの首を持ち帰る道中、海の怪物ケートスの生贄にされようとしていたアンドロメダー姫を見つけました。
勇者ペルテウスはすぐ様その危機からアンドロメダー姫を救出したのです。

その後、勇者ペルテウスはアンドロメダー姫を妻にしました。

こうして、これまでの勇者ペルテウスの功績が称えられ、天上のペルセウスは、右手に剣、左手にはメドゥーサの首を持っている姿で星座に上げられました。

 

余談ですが、

余談ですが、ペルセウス座の二重星団をご存知でしょうか?

勇者ペルセウスが大きく振りかざす剣の柄のあたりに、二つの散開星団が寄り添う格好で二重星団が輝いています。

この二重星団は肉眼でもぼんやりとですが見えるます。

天体望遠鏡や双眼鏡で観望すると、二つの散開星団が寄り添っている様子がよくわかります。
とても見事な眺めを楽しめます。

機会があれば是非、天体望遠鏡でこの迫力ある姿を楽しんでみて欲しいものです。
好みはありますが高倍率よりも低倍率の方がお勧めです。
いろいろと倍率を変えながら試してみてください。

 

という事で、今回はここまで。

いかがでしたか?

あなたも天体望遠鏡でこの星座を見てみてはいかがでしょうか!?

それでは

次回もお楽しみに!


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