いっかくじゅう座(Monoceros)/星座の基本を学ぼう②

いっかくじゅう座(Monoceros)

Monoceros(いっかくじゅう座)

和名 いっかくじゅう(一角獣)
学名 Monoceros
略符 Mon
設定者 プランシウス
概略位置 赤経:7h00m / 赤緯-3°
面積 482平方度
20時正中 3月2日
南中高度 約51°
主な季節
肉眼星数 約130個

いっかくじゅう座

いっかくじゅう座(Monoceros)は、南天の星座で、その名前はギリシャ語で「一角獣」を意味します。
以下は、いっかくじゅう座についての主要な情報です。

特徴

  • 位置
    赤道から南にかけて広がり、冬から春にかけて観測が容易です。
  • 面積
    482平方度で、88の現代の星座の中で35番目に大きい星座です。
  • 明るい星
    最も明るい星はプロプサイド(Procyon)で、1.88等級ですが、いっかくじゅう座の名前の通り、この星座には特に明るい恒星はありません。

主な星

  • プロプサイド(Procyon)
    一角獣座の近くに位置する2番目に明るい恒星で、主星はアルファ・キャニス・マイオリス(Canis Minor)の主星です。
  • アルニタクス(Alpha Monocerotis)
    いっかくじゅう座の中で最も明るい星で、4.45等級です。

興味深い天体

  • NGC 2237(ロゼッタ星雲)
    いっかくじゅう座にある散開星団で、地球から約5,200光年の距離にあります。
  • NGC 2264
    いっかくじゅう座にある散開星団と発光星雲の複合体で、クリスマス・ツリー星雲としても知られています。

神話と歴史

いっかくじゅう座は、ギリシャ神話の中で特に言及されていない新しい星座であり、17世紀にヨハン・バイエルによって導入されました。
その名前はラテン語で「一角獣」を意味し、この架空の生物は神話やファンタジーの中で多くの文化で見られます。

観測のポイント

いっかくじゅう座は、冬から春にかけて観測が容易で、特にNGC 2237のロゼッタ星雲やNGC 2264のクリスマス・ツリー星雲などが興味深い天体として観測されます。

いっかくじゅう座は、その名前の由来や興味深い天体が観測されることから、天文学愛好家にとって魅力的な星座の一つです。

ギリシャ神話では・・・

いっかくじゅう座(Monoceros)は、比較的新しい星座で、ギリシャ神話には直接の関連がありません。
この星座は17世紀にオランダの天文学者ペトルス・プランシウスによって導入されました。
彼は、古代の神話や伝説とは関係なく、新しい星座を創造することに貢献しました。

いっかくじゅう座の起源

いっかくじゅう座は、1612年から1613年にかけてペトルス・プランシウスによって作られた星座で、彼の星図に初めて登場しました。
彼は、この星座をユニコーン(いっかくじゅう)にちなんで命名しました。
ユニコーンは中世のヨーロッパの伝説や寓話でしばしば登場する幻想的な動物であり、一本の螺旋状の角を持つ馬のような生物として描かれます。

ユニコーンの伝説

ユニコーン自体は、ギリシャ神話には登場しないものの、古代から多くの文化において伝説的な存在として認識されています。
ユニコーンは純粋さと神聖さの象徴とされ、しばしば癒しの力を持つ存在と考えられてきました。
中世のヨーロッパでは、ユニコーンの角(アリコーン)は毒を浄化する力があると信じられていました。

いっかくじゅう座の特徴

いっかくじゅう座は、オリオン座と大犬座の間に位置する星座で、冬の夜空に見ることができます。
この星座には、いくつかの興味深い天体が含まれています。
例えば、バラ星雲(NGC 2237)やクリスマスツリー星団(NGC 2264)などです。
これらの天体は、アマチュア天文家や天体写真家に人気があります。

いっかくじゅう座は、その名前と形状からロマンティックで神秘的なイメージを持つ星座ですが、ギリシャ神話とは直接の関連がないため、その背景は他の星座とは異なります。
それでも、この星座は夜空にユニコーンの伝説を反映し、観察する楽しさを提供しています。


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