おとめ座(Virgo)/星座の基本を学ぼう②

おとめ座(Virgo)

Virgo(おとめ座)

和名 おとめ(乙女)
学名 Virgo
略符 Vir
設定者 プトレマイオス
概略位置 赤経:13h20m / 赤緯-2°
面積 1,294平方度
20時正中 6月7日
南中高度 約52°
主な季節
肉眼星数 約170個

おとめ座

星占いで有名な黄道12星座の1つです。

おとめ座を探すのは少し苦労するかもしれません。
というのは、おとめ座は上図のスピカ(1等星)の他に明るい星がありません。

おとめ座はラテン語で「穀物」を表す星座とされています。
またギリシャ神話では、おとめ座は農業の女神デメテルの姿を星座にしたものとされています。
おとめ座は、手に麦の穂を持つ女神の姿をしたとても大きな星座です。

 

ギリシャ神話では、

ギリシャ神話では、ゼウス神の姉で収穫や農業の神とされるデメテルの姿を表しているといわれています。

※諸説ありますが、ギリシャ神話では、、、

ある日、デメテルの娘ペルセポネが冥土神ハーデースにさらわれました。
デメテルがこのことを悲しみ洞穴に閉じこもりました。

すると、花や草木が枯れていき大地は生気を失っていきました。

これを見かねたゼウス神が冥土神ハーデースに命じました。
「デメテルの娘、ペルセポネを返しなさい!」

こうしてデメテルは、ようやく返った娘ペルセポネと再開するために洞穴から出てきたのです。

すると、再び大地に生気が戻ったのです。

しかし、冥土神ハーデースがペルセポネを返したのには企みがありました。

それは、二度と地上に戻れなくなるザクロの実をペルセポネに食べさせたことです。
困ったペルセポネは地上に戻れることを条件に、毎年4ヶ月間は冥土神ハーデースの元に行くことを約束しました。

こうしてペルセポネは再び地上に戻ることができるようになったのです。

でも、約束の毎年4ヶ月間は、地上を離れ冥土神ハーデースの元へ行ってしまいます。
するとこの間だけはデメテルも悲しみ洞穴に閉じこもるようになりました。

その結果、この間だけは花や草木も枯れてしまい、この間が冬となり、季節の始まりとなったと言われています。

 

いかがでしたか?

今回はここまで。

あなたも天体望遠鏡でこの星座を見てみてはいかがでしょうか!?

それでは
次回もお楽しみに!


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