くじら座(Cetus)/星座の基本を学ぼう②

くじら座(Cetus)

Cetus(くじら座)

和名 くじら(鯨)
学名 Cetus
略符 Cet
設定者 プトレマイオス
概略位置 赤経:1h45m / 赤緯-12°
面積 1231平方度
20時正中 12月13日
南中高度 約42°
主な季節
肉眼星数 約180個

くじら座

くじら座(Cetus)は、南天の星座で、その名前はラテン語で「クジラ」を意味します。
以下は、くじら座についての主要な情報です。

特徴

  • 位置
    赤道から南にかけて広がり、秋から冬にかけて観測が容易です。
  • 面積
    1231平方度で、88の現代の星座の中で4番目に大きい星座です。
  • 明るい星
    最も明るい星はα星(メンカリナス、Menkar)で、2.54等級です。

観測

  • 季節
    秋から冬にかけて、北半球の中緯度地域からも観測可能ですが、南半球でより良く見られます。
  • 主な星
    • α星(メンカリナス)
      2.54等級の赤色巨星で、くじら座で最も明るい星です。
    • β星(ディフダル)
      2.05等級の白色巨星で、くじら座で二番目に明るい星です。

興味深い天体

  • M77(シータ星雲)
    くじら座にある渦巻銀河で、地球から約6000万光年の距離にあります。
  • NGC 246(ゴースト・オブ・ザ・ノバ)
    くじら座にある惑星状星雲で、地球から約1600光年の距離にあります。

神話と歴史

くじら座は、古代ギリシャやバビロニアの天文学者によって知られており、その名前はクジラを意味するラテン語に由来します。
ギリシャ神話では、くじら座は大海蛇(ケトス)とも関連付けられ、ペルセウスがアンドロメダを救うために戦った怪物を象徴しています。

観測のポイント

くじら座は、秋から冬にかけて観測が容易です。
メンカリナスやディフダルを中心にして、星座の形を探すと良いでしょう。

くじら座は、その大きな面積と多くの興味深い天体が観測されることから、天文学愛好家にとって魅力的な星座の一つです。

ギリシャ神話では・・・

くじら座(Cetus)に関連するギリシャ神話には、以下のような物語があります。

アンドロメダの犠牲とペルセウスの冒険

  1. アンドロメダの犠牲
    くじら座の物語の中心的な要素は、エチオピア王妃カッセイオペア(Cassiopeia)が自分の美しさを誇り、その美しさが海神ポセイドン(Poseidon)の怒りを買ったため、エチオピア王国に災いが訪れたという点です。
    ポセイドンは王国を水没させるために津波を送りました。
  2. アンドロメダの囚われ
    カッセイオペアはアンドロメダ(Andromeda)を生贄として選び、彼女を海の怪物であるくじら座の「くじら」に縛りつけて海岸に置きました。
    この怪物はしばしばクジラまたは海の怪物として解釈され、アンドロメダはその口から救い出されるために捧げられました。
  3. ペルセウスの登場
    アンドロメダの救出の物語において、英雄ペルセウス(Perseus)が重要な役割を果たします。
    彼はメドゥーサの首を切り落とし、それをくじら座の怪物に向かって振り向け、それを殺しました。
  4. ペルセウスの勇気と冒険
    ペルセウスは、アンドロメダを救うためにくじら座の怪物に立ち向かいました。
    彼はメドゥーサの首を切り落とし、その首をくじら座の怪物に向けて振り向けました。
    怪物はメドゥーサの顔を見た瞬間に石化し、アンドロメダは救われました。
  5. 神話の結末
    ペルセウスはアンドロメダを救出し、彼女と結婚しました。
    そして、彼らは後に幸せな生活を送ることができました。
    この物語は、勇気と愛によって悪を打ち破る英雄の物語として知られています。

このように、くじら座(Cetus)の物語はペルセウスとアンドロメダの冒険に関連しており、古代ギリシャ神話の中でも重要なエピソードの一つです。


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