おうし座(Taurus)/星座の基本を学ぼう②

おうし座(Taurus)

Taurus(おうし座)

和名 おうし(牡牛)
学名 Taurus
略符 Tau
設定者 プトレマイオス
概略位置 赤経:4h30m / 赤緯+18°
面積 797平方度
20時正中 1月23日
南中高度 約72°
主な季節
肉眼星数 約130個

おうし座

おうし座は、星占いで有名な黄道12星座の1つです。

おうし座は大きな星座で、大神ゼウスが変身した牡牛の上半身の姿を表した星座です。

おうし座は、冬が始まる頃に東からプレアデス星団(すばる)が上ってきます。
そして、その後ろから赤い星アルデバラン(1等星)と、ヒアデス星団が続きます。
これらの星々が形作る星座がおうし座です。

 

ギリシャ神話では、

ギリシャ神話では、大神ゼウスがニンフのエウロパ(エウローペー)に恋をしたときの話になります。

ある日のこと大神ゼウスは、エウロパが綺麗な草原で花を摘んでいる姿に見惚れていました。

オリンポスの神殿から見ていた大神ゼウスでしたが、エウロパを見るなり一目惚れをしてしまいます。
大神ゼウスは考えました。
そして全身純白の綺麗な雄牛に変身してエウロパに近づくことにしたのです。

すぐさま純白の牡牛に変身た大神ゼウスは、誰にも悟られぬようにエウロパに近づきました。

その牡牛はとても綺麗で美しく、優しそうな瞳をしていたこともあり、エウロパはすっかり気を許してしまいました。
エウロパは、その牡牛の背にそっと乗りました。

その途端、牡牛に変身した大神ゼウスは、エウロパを背に乗せたまま一気に飛び立ったのです。
そしてクレタ島まで連れて行くと、大神ゼウスは正体を明かしました。

その後、エウロパは大神ゼウスを受け入れ妻になります。
そしてエウロパは大神ゼウスの子を産んだとされています。

2人はクレタ島に行って子をもうけた。
そしてその島で、エウロパはゼウスの子を 生んだと言われています。

後に、大神ゼウスが変身した純白の綺麗な牡牛が天に上り、おうし座になったとされています。

 

余談ですが、

余談ですが、この牡牛はクレタ島にいついてから、クレタの王妃にミノタウルスという怪物を産ませたとも伝えられています。
つまりヘルクレス(ヘルクレス座)が倒したミノタウルスは、この牡牛(おうし座)から生まれたことになるわけです。

 

という事で、今回はここまで。

いかがでしたか?

あなたも天体望遠鏡でこの星座を見てみてはいかがでしょうか!?

それでは

次回もお楽しみに!


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